スウェーデン:ストックホルムの建築と風景

スウェーデン:ストックホルムの建築と風景

スウェーデンには、フィンランド、ヘルシンキからタリンクシリヤラインという深夜船を利用して移動。バルト海に沈む夕日を眺めながら、朝にはストックホルムの景色が拝められる。
ちょうど同じヘルシンキからストックホルムに行く人がいたので、一緒にチケットを取り、出発した。

 

見どころは、旧市街となるガムラ・スタン。王宮やノーベル博物館など主要な観光地はここに集積する。

 

 

写真を撮るには、南側の島からが良いだろう。晴れていると、ガムラ・スタン全体が空に映える。一方で、私の目的は、墓地を見ることだった。ストックホルムに行こうと思った理由は、日本の世界遺産(当時は、ソニーがスポンサーで日曜日の23:00からやっていた、オトナチックな番組だった)で、森の墓地の設計のエピソードに感銘を受けて、ぜひとも行ってみたいと思ったからだ。

世界遺産の登録理由も、20世紀前半のコンクリート、ガラスといった無機質な建築がどんどんと設計・建設されている中で、自然、森の中に帰るという建築コンセプトと決してそれが古さを感じさせないデザイン性が評価された点にある。

スコーグスシュルコゴーデン:グンナール・アスプルンド

 

 

 

 

写真によく出てくる、森の火葬場と十字架へのアプローチ。この十字架の高さと勾配のある坂道の風景は絶妙で、墓地に入っていくアプローチ、心の持ちようなどが表現されている。
墓地の中の散策も、静寂の中で散策ができ、一般的な墓地の雰囲気とは別の印象が持たれる。
アクセスもガムラ・スタンから行きやすいので、ちょっと変わった観光をしたい方にはお勧めです。建築意図もわかりやすく、設計者の想いがダイレクトに伝わってきます。

 

 

18系統トラム
Skogskyrkogården駅にて下車。そこから徒歩15分。

 

 

 

ストックホルム市立図書館:グンナール・アスプルンド

 

 

 

こちらも、アスプルンドの設計。世界一綺麗な図書館ともいわれる、図書の配置は圧巻です。ここもあまり行かない場所ではありますが、行って損はしない場所です。明るさ、本の陳列方法がちょうどよいバランスになっており、本を読む空間としてはぴったりです。しかしながら、スペースはそこまで大きくないので、観光客の人が多い場合は、あまり落ち着いて読むことも難しいというのが本音。

 

 

ストックホルム近代美術館:ラファエル・モネオ

近代美術館×北欧で行くなら、デンマークのルイジアナ近代美術館には負けます。あそこは、海からの景色や庭園と建築の配置などが秀逸すぎて、どこもあの空間と展示には勝てないくらいのすばらしさがあります。そちらを見た後の、近代美術館だったので、正直あまり印象は残らなかったです。
もう少し攻めた建築でもよかったのかなと。ちょっとファサード含めて落ち着いてしまっているので、よくある建築も芸術の一部とみなされる最近の美術館の構想とはちょっと離れています。

 

 

 

 

ストックホルムでは苦い思い出が一つあり、宿泊しようと事前に予約したB&Bに訪問したら誰も出ず、電話してみると家族の行事が発生したから、キャンセルってメールしたじゃないか!と言われました。そう言っても、当時はWifiもネットも利用できない環境下ですでに日本を出てしまっていたので、勘弁してよという形でした。

結局双方折れず、返金対応で、別の宿を探しました。

 

 

ストックホルム中央駅夜。夜行列車に乗って、ここからキールナという駅を目指しました。オーロラ目的です。

 

探した宿というのも、物価が高い北欧諸国だったので、ボートホテルに泊まりました。たまに揺れる中で寝るのは慣れず、あまり眠れなかったのを覚えています。

 

 

ビールも食事も高いですが、日本と違って安いのは、ベリーです。

ヨーグルトを買って混ぜると格別!