Googleトレンドで見る、ふるさと納税

Googleトレンドで見る、ふるさと納税

皆さん、Googleトレンドをご存知でしょうか?実は、2005年の5月から既にサービスを開始していたものになります。

私が実際利用(遊びで)したのが、2008年頃だったと思うので、さらに前にこんなマーケティングサービスが出ていたと思うと恐ろしいです。

さて、ご存じでない方へのご説明ですが、簡単に言うと、キーワードが、どのタイミングで、どれだけ興味を持たれているかを一発で比較検討できるサービスです。

無料です。

そのため、メディアのインパクトがどれだけあるか、政府の制度変更などでどれだけ、影響があるかなど色々な分析ができます。

色々な切り口が出来ると思います。

A業界 VS B業界

A市 VS B市

A製品 VS B製品

Aアイドル VS Bアイドル

 

などなどです。今回は、ふるさと納税をキーワードで見ていきたいと思います。この、「ふるさと納税」というキーワードですが、トレンドの中でもかなりはっきりと結果が出てくるので分かりやすいと思います。

まず、2004年からのふるさと納税単体の推移。顕著です。

言えることは、

・2004頃からのキーワードトレンド上昇・・・謝礼品がフォーカスされ始めたころ

・突出する12月の上昇・・・ふるさと納税された人や関係者であれば分かりますが、税控除~還付までの期間が一番短くなるのが、12月31日なので、そこめがけて大集中となります。

 

実は、この検索上昇が、なぜ起こったのか?を把握し、次に備えることがマーケターと言われいる人の仕事の一つになってきます。

これは情報戦にほかならず、事前にどれだけ正しい情報を持っているかが最大に重要な項目になります。

 

次に、ふるさと納税3大サイトと言われている、さとふる、ふるさとチョイス、楽天ふるさと納税を見てみます。

 

・ふるさとチョイスが独占状態・・・先行したサービスの結果

・さとふる・・・莫大な費用の広告展開?

と読み取れます。通信会社がそうですが、docomo, au, softbankといったように、ある程度大きなマーケットには、シェアを3分割する傾向にあります。

コンビニだと、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートがそうですね。逆に3強に入れないと、どこか非常に強い突出したニッチサービスが無いといけません。

 

結果、プライベートウィンドウで検索したふるさと納税というキーワードでも、それらがはっきり出てきます。

蛇足なりますが、話題のGAFAを調べてみました。

ある程度、検索する前に予想することは、マーケティングにおいては重要になってくるので勉強にも使えます。

私は、

google>amazon>facebook>appleの順だと思いましたが、結果は、amazon>google>facebook>appleでしたね。

どれだけ、amazonを検索している人が多いかがよくわかります。

このツールは前述の通り、かなり多様な検索ができるので、興味のあるものや、ビジネス上かかわりのあるキーワードで調べてみると新しい発見があるかもしれません。ただし、その発見をしてから、分析し、仮説を立てて、動いてみてやっと意味がありますけどね。