商品の流行と継続性

商品の流行と継続性

 

海外ではアップル社のiPhoneの販売不調に伴い、NYダウがトランプショックの次に大きく値下がりしています。一方で国内ではライザップグループが、M&Aの加速のし過ぎで子会社の赤字が深刻なため、営業赤字に転落しました。

 

商品のライフサイクルは、有名なPPM分析(プロダクト・ポートフォリオ・マネージメント)で語ることが多いですが、このサイクルの中でいかに商品自体の価値をPPM分析の中での「金のなる木」に留めていくかという事について考察します。

商品の流行を作るのは、手っ取り早いのがメディアの露出です。その時に、顧客は商品やサービスに対する価値を想像し、買ってみようと思います。その買ってみてよかった、体験してみてよかったというのが、口コミで連続性があり初めて「金のなる木」になってきます。ここからは、真のサービス価値が問われます。買った人々、体験した人々は、次は何をしてくれるんだろう?とさらに価値を求めます。

 

この時に、次の手が緻密に打てているかが、金のなる木に留まる最大のコツです。

 

敵は己自身と言わんばかりに、成功として達成感に浸ることなく、次の付加価値をつけていかなければ、一過性に終わってしまうという事です。ただし、例外があるのです。

それは、人に対して顧客が付く場合です。あたかも信者のようですが、商品やサービスを生むのはすべて人で、同じりんごでも、●●さんのりんごと△△さんのりんごで、たとえりんご自体の品質が同等だとしても、●●さん>△△さん、で人気があれば●●さんのほうが売れます。この●●さんだから・・・というのは、その人のものだから買うので、商品に対する依存が少なくなります。

 

 

そのため、どこぞの総理大臣サブレなどが無くならないのは、その人だから買っているということが継続する為です。スティーブ・ジョブズもそうだと思います。iPhoneを購入したのが機能性だけでなく、あのスティーブ・ジョブズのiPhoneだから購入したという人が多いのではないでしょうか?そのため、iPhoneの販売不調もどこかでいつかは来る出来事だったのだと思います。

 

流行になるのはすぐだが、廃りも早いというのはもっともなことで、そもそも人に価値が付いていなかったものに対して、継続性は無いのです。この商品のライフサイクルは競合が多いマーケットほど早く、逆に人に商品がついていないマーケット領域こそ狙い目と言えます。一過性に終わることなく、絶えず、良いと言ってもらえるような商品やサービスを次々と生み出していきたいものです。