菊の花の香りかいだことありますか?漢方にも使われます

菊の花の香りかいだことありますか?漢方にも使われます

本日は、熊本県宇城市不知火町に来ております。
高岡農園さんにお邪魔させていただき、樹の仕入れを行ってまいりました。

その中で、ひときわ目を引くものがありました。天井に白い花が吊るされていたのです。実は、それは菊の花でした。


菊の花が漢方にも使われるという事で乾燥菊を作られているそうで、興味津々で早速、乾燥されている菊の花を見学させていただきました。

白い菊の花を逆さにすることで乾燥させますが、一つ一つ丁寧に括り付けられており、添乗に一杯広がる
菊の花が印象的です。この時点では、まだまだ香りはあまりしません。ここからさらに乾燥させます。


菊の花は乾燥させることで、茶色になります。この時に発せられる香りはラベンダーに勝るとも劣らない良い香りです。
最近では、漢方だけでなく、ラベンダーの枕があるように、菊の花を利用した枕もあるそうです。

非常にいい香りなので、ここでお伝えが出来ないのが悔しいですが、ぜひこの良質な香りを体験していただければと思います。

ただ、この乾燥は簡単なものではなく、天井に吊るして乾燥させた後、さらに花弁だけで乾燥させます。
一つ一つが手作業のため、かなり貴重です。

中国などでは、乾燥した菊の花を煎じて飲むようで、日本でも徐々に浸透してきているようです。
鍋にお酒を入れて、湧いた後に菊の花を入れます。そこから火をつけてアルコールを飛ばします。
それをそのまま飲むもよし。

菊の花を袋に詰めて、枕元にしのばせるのもよし。使い方は様々です。

菊の花自体が、観用のイメージが強かったので、こんな使い方もできるんだ・・・。さらには、こんなにいい香りが出るんだ。。。
とビックリしました。魚のムニエルにちょっと香り付けで添えるのも良さそうです。

高岡農園さんデータ

Facebook

高岡農園(@takaokanouenn)

 〒869-3473

熊本県宇城市不知火町大見1035

松橋ICより車で約30分程度です。道の駅不知火からは車で約5分程度になります。八代海が広がってきたら、もうすぐそば。

主に、不知火や甘夏など柑橘系の果物の他、スモモなども販売されています。段々畑の超広大な敷地で、大きく育った果物が実っています。

今の時期から、不知火(デコポン)は収穫がスタートしてきます。どんどんと、オレンジ色が深みを増してくる景色は見ごたえ大です。

高岡農園さんには、家族の樹オーナー制度でもご紹介をさせていただきますので、そうご期待!