電通鬼十則の中でも誰もがやった方がいい事
電通鬼十則をご存知でしょうか?吉田秀雄さんという電通の4代目の社長が定めた電通の中で働く際の基本方針です。
働き方改革の関係でメディアから一時、時代錯誤と言われることが多かったですが、今でも通じるものがあります。
今日はその10個のうち、今でも信条に置いておくべき2つをご紹介します。
これを守っていくと、必然的に今の仕事が楽になっていくと思います。
1.仕事は自ら創るべきで、与えられるべきではない。
鬼十則の最初の一つです。与えられる仕事は、ある意味楽ではありますが、ペースが依頼側に握られてしまうことが多くなるので、結局しんどい思いをしてしまうことが多くなります。
自ら創ることは、予見や予想、発想さえあれば、自ずと仕事は自分から生み出すことが出来るようになります。
2.仕事とは先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。
鬼十則の2つ目です。意味としては、最初の一つに似ていますね。自分から動いて行く事で他を巻き込む中心にいることが出来ます。
彼氏彼女の関係ではないですが、パートナーに振り回されるよりも、振り回した方が楽ですよね。
ただ、振り回す場合はそれなりの責任が伴います。振り回す側にいる場合、自分がきちんとしていないと、振り回すことができず、そのまま遠心力で離れていってしまいます。
振り回す中心にいればいるほど、確固たる軸の元、模範となるような活動を行うことが必要になります。
確固たる軸を持つ組織は回り続けるコマに似ている
軸がしっかりしているという点では、コマにも似ているでしょう。大きなコマほど軸を中心にしっかりと回さない限りはすぐ倒れてしまいます。
会社、事業、プロジェクトチーム色々な大きさのコマと軸がありますが、それを担う中心軸となる人々は確固たる意志の元、回転し続ける原動力が必要です。
最初に回す人が誰か?回される軸となる人は誰か?これを担う人物がブレない意思を持てば持つほど、その会社やチームはブレずに回り続けることが出来ます。
常に回り続けるための原動力は何か?を意識する必要があると思いますが、それは何か?というのは至極簡単なことで、組織やプロジェクトを形成、開始した理由がそれにあたります。
初心に立ち返るというのは、非常に重要なことで、コマが回り続けても、それに回転力を与え続けるのは、紛れもない初心にある気持ちなのです。
最初に始めた気持ちを大切にして、皆さんの意味に置き換えた現代版の鬼十足を考えてみても良いかもしれません。