就職活動の中で聞かれる、体験談。体験した者だけが語れる領域とは

体験とひとくくりに言っても、様々あります。仕事の中における体験、遊びの中における体験。仕事の中でも成功したこと、ミスをしたこと、喜びを受けたこと。遊びの中でも、ケガをしたこと、楽しかったこと、辛かったことなどです。

 

 

学生時代、一番記憶に残った体験は?

面接のときに、聞かれることの一つでしょう。面接官は赤の他人。何を聞いているかといえば、その体験が具体的か否かです。

体験の中で例えば、海外旅行に行ったことを挙げたとしましょう。海外旅行の中で、どんな具体的な体験をして、どんなことが学べたかが伝わればそれで問題ないのです。

体験が浅いものや、あまり魅力的なものではなかったものであれば、“具体的な話”が出来ないので決して、語ることはできません。

 

 

体験したものだけが語れる領域とは?

お話の通り、“具体的な話”が出来るか否かの領域です。これは就職活動だけではなく、話を共感できるという点でも、とても重要になります。

話が共感できる相手は、以後会った時でも、〇〇の話題で盛り上がったAさん、××の話題で感銘を受けたBさんという具合に、繋がりが継続することになりやすいです。

 

 

これまでの体験は、それ以降の人生を裏切らない

体験は人を強くします。これは何であっても間違いないです。

就職活動から社会人になり、ミスをしたことがある人は、ミスをしなかった人よりも、その体験をしている分だけトラブル処理には長けているでしょう。

 

海外に旅行に行ったことがある人とない人で、海外に関することを話した場合でも、リアリティのある話ができるのは、間違いなく旅行に行ったことのある人でしょう。

 

 

一人の人生ですべての体験はできない、だから。

かといって、体験をかいつまんでしまうと、その道のプロとの話は薄い話しかできなくなってしまいます。一人の人生で、すべての知識を網羅することは決してできません。だから、知識を共有することが必要です。すべての体験ができないのであれば、その体験を共有するほかありません。

共有する方法は、ただ一つ。話すことです。いろいろな人と話すことが出来れば、聞いた知識にはなりますが、全く体験しないよりはマシです。

 

 

まとめ

就職活動までに行ってきた体験というのは非常に大切です。自分でしか出来なかったことなどを探していくより、“続けてきたことも体験”だと考えて、ぜひ人生の中で大切に、繰り返し行ってきたことなど、想いが強いものを振り返ってみるとよいでしょう。

自然と自分が何がやりたいのか、やってみたいのかがこれまでの体験からも自ずと見つかってくるはずです。