アゼルバイジャン:バクーの建築と風景
世界一周したときに、イスタンブールのアタテュルク空港でのテロに遭遇しつつ、そのままトルコ航空でバクーに行きました。
目的は3つで、
・フレイムタワーズへの宿泊
・世界遺産ゴブスタン国立保護区に行く
・ザハ・ハディドのヘイダルアリエフ文化センターを見る
空港から市内のアクセス
路線バス等でも行けるようですが、なにやら良くわからない+タクシーのおっちゃんらが空港の外出たらすぐに、7,8人寄ってきます。その時は、警備員の人もいたので、ぼったくりのようなことは無く、そのままタクシーで市内まで行きました。
フェアモントホテルが入っている。正式名称はフェアモントバクーフレイムタワーズ。
夜がこの建築は有名で、流行りのプロジェクションマッピングではないですが、イルミネーションでかなり派手です。カスピ海に沿った公園から見るのがベストスポットです。
カスピ海は世界最大の湖だけあって、対岸なんて見えるわけなかったです。どう見ても海のような大きさでした。
フェアモントバクーの内観。フレイムタワーの一番東側の建物だったと。
市街地~カスピ海が一望出来て非常に美しかったです。
窓ははめ殺しになっているので、当然ですが窓開けたりすることはできません。
市内からヘイダルアリエフ文化センターへのアクセス
ホテルからカスピ海沿いの公園経由でヘイダルアリエフ文化センターに徒歩で行ったのですが、まず、横断歩道なるものが全くないので、非常に恐怖です。最大6車線を私はダッシュで横切る羽目になりました。ヘイダルアリエフ文化センター周辺の車線は複雑かつ多いので、ぜひタクシーを利用していくことをおススメします。
東京2020の国立競技場コンペで話題になったのでご存知の方も多いかもしれませんが、設計はザハ・ハディドです。私的には、フランクゲーリーと違って、ファサードと内部が連動しているため、空間が掴みやすく、どこにいるかも分かりやすいです。
展示については、複合施設になっているが、アゼルバイジャン建国の歴史から、各種建築の模型、芸術、装飾などが展示されている。各フロアが広すぎるため、ちょっとフロアの有効活用がされているかは疑問だが、エントランスから各展示施設へのアプローチは曲線があいまって、ワクワク感が高まる。
夜の食事。歩き疲れて&あまりフレイムタワーの周辺に食事する施設が無く、ホテルのルームオーダーにしました。超アメリカンなオーダー。
翌日、世界遺産ゴブスタン国立保護区へ。ここにはアクセスが限られているので、ツアーで行くのがベストです。私の場合は現地でツアーに申し込みました。日本でツアー予約も可能ですが、やや割高になります。首都バクー中心部からは40マイル南西にあります。
1万年前から人が住んでいたと考えられ、点在する無数の洞窟には岩絵が残されています。
訪れたときは、観光客は私以外ゼロ。ガイドさんと一緒に歩いて説明を受けました。広大な土地にこういった1万年前の文化がいまでも見られるのは圧巻です。ちなみにこのゴブスタン国立保護区の近くに近代的?な施設が見えたので、あれはなんだ?とガイドさんに質問したところ、あれは刑務所だといわれました。