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Google MAPの進化と他社サービスの淘汰と影響

GoogleMAPは単に地図情報を提供するサービスではなくなってきています。ストリートビューでかなり話題に上がったのが10年ぐらい前でしょうか。今、しれっと出てきている各種サービスと利用方法についてご紹介していきます。

・過去の位置情報のログ

タイムライン機能と呼ばれるもので、過去の位置情報を記録していくことで、いつどこで何をやっていたかを確認することが出来ます。昔であれば、このような機能が無かったので、ある意味、振り返って見ると、位置に関する日記になります。

 

(参考:Google MAP タイムラインの使い方からわかる便利さと恐怖)

 

・お店の情報

混雑状況・営業時間の確認、外観・内観・食事のイメージ、さらには近くのおすすめの店の提案、直接、電話をかけて予約を行うなど様々な情報が統合されています。

そろそろ、メニューの一覧なども出てくる可能性がありますね。

また、宿泊施設なども宿泊予約システムをgoogleが構築してしまうとすると、ここから予約も出来てくるかもしれません

 

さらには決済サービスまでがgoogleMAPを通して行われた場合、情報提供というサービスからもう一段階踏み込んだものになってきます

 

 

・交通に関する情報

電車・車に関する混雑状況から現在地から目的地へのルート提案、タクシーの配車サービスに至るまでの提供があります。かなりの人がこのサービスは利用していると思います。

 

 

・現在地の共有

子供との場所の共有などにかなり有効だと思います。共有設定を間違えると他の人とも共有されてしまい迷惑になる可能性があるので要注意です。

 

・オフラインマップ

特に海外に行った時に重宝します。日本で事前にダウンロードをしていくことによって、例えwifiが無い環境下にいても、オンラインと同様のサービスを享受することが出来ます。

 

 

・車/自転車のナビゲーション

リアルタイムで経路案内が行われます。この精度についてはまだまだ改善が必要と言われていますが、5Gの環境が整備されれば、精度の高い案内が実現されることになります。

 


 

今後影響を受けるサービスは何か?

地図をベースとしたサービスはかなりの情報統合が進んでおり、下記のようなサービスについては淘汰されていく可能性があります。

 

 

・お店に関する紹介サイト/口コミサイト

・カーナビメーカー

・紙媒体の観光雑誌

・単体アプリ(乗換案内、方位磁針、タクシー配車など)

 

googleMAPを利用したサービスが増えていく一方で、その情報統合に対して活路を見出せるような新しい価値の提供の仕方が今後問われていくと思います。

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