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ニュースレコメンドは視野を確実に狭くする【googleマイアクティビティ活用方法】

常に情報の取得は、パッシブ型かアクティブ型かの選択肢が付きまとう。その中で検索サイトが最近広告以外でもレコメンドする機能が備わっているため、個々人で掲載されるニュースも違ってきている。

 

特にgoogleのサービスは非常に巧妙で、自然と溶け込むような形でレコメンド発信されている。今回はgoogleアカウント、マイアクティビティの管理でレコメンド機能の確認と一部解除をする方法をご紹介する。

 

 

①googleマイアクティビティにログイン

 

 

②情報共有の状態確認

下記の項目の他のGoogleアクティビティを押下することで確認できる。

位置情報

端末情報

検索行動結果

YouTube履歴

通話

メッセージ

GooglePlayでの購入履歴

 

などなど、様々な情報が提供されているか否かが確認できる。

 

 

 

③情報共有の解除(完全に遮断)

マイアクティビティTOPで「アクティビティ管理」を押下。

各種情報の共有のオンオフでOK。

 

④情報共有の解除(時間やテーマに沿った削除による遮断)

マイアクティビティTOPで「アクティビティを削除する基準」を押下。

 

期日またはメニューを選択したうえで設定する。

 

 

機能的なデメリット

・一部をランダムで興味のないテーマを表示することが出来ない。

・Yes or No の2択を迫られるため選択に困る

 

私が求めているのは、レコメンド機能もアクティブにしつつ、他の興味のなさそうな情報も提供してくれるように設定することだが、これは現時点では難しいようだ。

 

 

興味を示す項目だけが表示される影響

興味のあるテーマを勝手に提示してくるということは、自分に情報の偏りが蓄積していくのと同様で、そのほかの情報は受け身では一向に取得できないことにある。それは何を意味するかというと、ふと出くわしたニュースや情報で動くことが少なくなっていくという事だ。

 

他分野との協業やコラボレーションが重要になってくる中、例えスペシャリストであったとしても他の分野の情報を入手していく必要は日に日に増している。それが検索の自動化によってシャットダウンされることによって、自然と機会を失っているということになる。

レコメンド環境下で視野を広げる意識が必要

今回はgoogleのレコメンド機能について紹介したが、GAFAと呼ばれる企業全てでこの情報提供からくるレコメンド機能というのは備わっている。各サイト情報の情報共有を今一度見直すことで、他に知らなかった分野の事に新しく興味を持っていくことが出来る。

 

企業側は情報提供してくれるとデータが集まり、より一層、利用促進、販売促進につながることが期待できるため、なるべく情報収集したがる。そんな環境下の中でも、自分の判断がきっちりできるようになるためにも、自身の今の興味があるもの以外に目を向ける視野の広さを持っていく必要がある。

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