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研究と営業

研究と営業

自分自身が、大学で風力発電の騒音に関する研究を行い、一方で企業時代は、営業を行っていたことが、この記事を書くことに影響している可能性が高い。

今回は研究と営業と単純に書くが、

研究=基礎研究・企画・商品開発・サービス開発

営業=販売・広告・広報・カスタマーセンター

の分野としても同じことが言える。

研究というのは将来に対する投資とも言え、競合に勝っていくための原動力になるものである。そのため、研究を行わない会社は今の時代10年と持たないのではないだろうか。

一方で、

営業は今に対する投資と考えられ、獲ってくることが一番重要視される。たとえ、グーグルであろうと、最近はオペレーションセンターなども充実させており、無碍にしていないことが分かる。

この両輪が同じ大きさで回り続けると、利益が継続的に出る良い会社が生まれる(KEY〇NCE)などがいい例だと思う。

この会社は、営業がよくフォーカスされるが、それも研究があってこそである。

逆に、研究が難しい分野もある。それは、制約が厳しい分野である、保険業などがあたるだろうか。法的制約で中々新しい商品ができない。その中でもネット保険は、商品ではなく、売り方を研究した結果によって、成果が出ている。

あとは、研究と営業のコミュニケーションも肝になってくる。

常に顧客のニーズは新しく、より深いものになっていくが、それを汲み取るのが営業の仕事の一つでもあり、それをさらに研究にフィードバックしていくことで、時代にマッチした商品・サービスというものが生まれ、さらに上位の新しいフィールドで営業がまた展開される。

一方で、研究も学会などでの最新技術の共有の場で、新しい商品・サービスを作るための情報という武器を仕入れてくる。これによって、商品・サービスがより高度なものになってくる。

この基本の繰り返しが会社の中でどれだけ行われているか?が会社成長の基礎となる部分であろう。

難しいことを全く考えずにいえることは、「社内外いろいろな人と話して、情報を共有しあえば、より良い商品・サービスは売れる」ということだ。

この継続は、人自身を成長させる効果がある。あとは信じ切れるか否かで、それを信じさせるのが上司と言われる人の役目なのだろう。

 

googleの日本支社には会議室が300室ほどある。これが意味することは、どれだけでも情報共有せよということだろう。

まぁ、会議の質はまた別の話になってくるわけですが・・・。

 

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