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サブスクリプション化するメリットとデメリット

サブスクリプションは今後も進化していく可能性が高い。定期購読から、ジムの会員権などをはじめ、最近ではラーメンやコーヒーなどもサブスクリプション化してきている。これは商品を売るのではなく、サービスを打っているという認識に消費者の考えを変えていることも流行になっていることの理由の一つと言えるだろう。

 

ついに自動車が。

トヨタ自動車が自動車サブスクリプションとなるKintoを発表している。

例えば、プリウスだと3年間継続で

 

毎月49,788円×36回(3年間)=1,792,368円となる。

 

プリウスの新車が2,500,000円以上で、かつ任意保険などのサービスも付けなければならないと思うと、実質的なお得感は存在するだろう。

 

つまりは、3年スパンで車を買い替えているのであれば、Kintoを利用した方が安く上がるという事になる。

 

サブスクリプションの値付けは相当悩んだ結果算出されてきたのではないかと考える。

 

サブスクリプションのメリット・デメリット

 

利用者目線で考えた場合、

<販売側のメリット・デメリット>

メリット:

顧客の囲い込みが可能

 

デメリット:

販売価格を誤ると赤字になる または 全く売れない

 

 

<消費側のメリット・デメリット>

メリット:

ライフスタイルによっては、サブスクリプションを利用した方が、前例の自動車の通り安上がりになる可能性がある。

条件さえ守れば、自由な時に使うことができるので、気軽である。

サブスクリプションサービスの価格以上に支払うことがほとんどないので、月間の経費管理がしやすくなる。

 

デメリット:

ライフスタイルの変化によりサービスを使わなくなった場合、契約解除を行わないと逆に費用が掛かってしまう事になる。

 

販売側としては契約解除の放置率がカギを握る

こんなことないだろうか?1か月1万円のジム利用を申し込んだが、結局1年たって行ったのは3回だけ。ただ、契約解除するには本人がジムまで行かなければいけないので、“面倒だから”行っていない。

 

こういった場合は、販売側としては格好の収益になってくる。

 

一方で、使っていないものに対して払うということから、消費者側としては、解除をしない理由は自分にあるのは分かるが、腹落ちしないという考え方も生まれるのが常だ。そういった場合は、二度と再申込することは無くなると考えた方がいいかもしれない。

 

そう思うと、適度に使ってもらいつつ、細く長い付き合いが出来ればできるほど、契約数も安定的に伸び、口コミにより良い評判も広がっていくことになるだろう。

 

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