サイトアイコン 株式会社フルーム

仕事とプライベートの境界線

よくワークライフバランスが大事と言われるが、そのワークとライフの境界線はどこにあるのだろうか?例えば、家に帰ってからも仕事の事を考えていたら、それは仕事をしていることになるのだろうか。

 

仕事とプライベートはどこにあるのか。その境界線と切り替え方、そもそも切り替える必要があるのかについて考える。

 

1.仕事とプライベートの境界線の変化

 

私は、どちらかというとこの境界線が無い。

 

仕事=お金を稼ぐという行為、会社で指示されたことを達成すること

プライベート=仕事以外の生活

 

と捉えれば、どこでも仕事が出来るので、生活の中に仕事が溶け込んでいるともいえるし、仕事の中に生活が溶け込んでいるともいえる。

 

20年前ごろと違い、朝提示に出社して、ほどほどの残業をこなし、飲み、帰るという暮らしだった。しかし今では、フレックスタイム制などの制度導入や会社の飲み会が少なくなった時代の流れもあり、「いつでも、どこでも」仕事をしやすくなっているはずだ。

 

一方で、逆の事も言えるはずだ。

 

「いつでも、どこでも」仕事ができるので、プライベートの中でも仕事が出来てしまう。海外にいたとしても、電波が繋がりコミュニケーションが取れる。

 

ただし、個人情報や企業情報の持ち出し利用が厳しくなった関係もあり、昨今では仕事に制限がかかっている人たちも多いので、仕事外での仕事は、やりやすくなっていると言いつつ、処理業務などは難しくなってきているのが現実だ。

 

 

2.仕事とプライベートの切り替え方

 

働き方改革によるRPAの導入や労働協約の変更などで、仕事とプライベートの切り替えがしやすいように推進されているのが現状だ。では環境が後押しする中で、どのように仕事とプライベートを切り替えていけばよいのだろうか。

 

一つは、仕事を強制的にプライベートに持ち込めないようにする、逆に仕事にプライベートを持ち込まないようにすることだ。具体的には、仕事が出来る環境をプライベートに持ち込まない(例:スマホ・パソコンは絶対に置いて帰る、仕事道具とプライベートの道具を分けるなど)ことだ。これで、ある程度切り替えては上手くいく。

 

一方で、仕事にプライベートを持ち込まないようにするためには、逆の事をすればいい。(例:私用スマホを仕事中はロッカーに入れる、仕事の服を使い分けるなど)メリハリが大きければ大きいほど、切り替えは上手くいく。

どちらか一方だけだと、仕事とプライベートどちらかが優位に立ってしまい、仕事中にプライベートの事をしたり、プライベートに仕事が常に持ち込まれている状況が生まれる。

どちらの環境にも、持ち込み制限をかけることが重要だ。

 

 

3.そもそも切り替える必要があるのか

 

これは個人の人生観によるので、最終的に自分で決める必要がある。

 

なんとしても切り替えたい人

プライベートと仕事の切り替えを行うために、仕事とプライベート双方へのモノや思考の持ち込みを出来る限りやめる。このパターンの人の方が、処理を時間内にしなければならないというマインドが強くなるため、仕事の効率化などに長けている性格がある。

 

切り替えなんていらない人

実際、切り替えをしない方が仕事やプライベートの中で新しいアイデアが生まれることが多いとも言われる。クリエイティブや企画関係に従事する人はプライベートで仕事のイベントに参加したりするなどしている人が多い。

 

 

どちらを選んでも正解になるが、自分を偽ってしまうと、会社やプライベートの中での人との関係も影響を受けてしまうので正直であるべきだ。ぜひ、自分がどちらのタイプの人間か考えてみてもらいたい。

モバイルバージョンを終了