キャッシュレス決済の行方:日本の覇権をとるのは、どこか?

キャッシュレス決済の行方:日本の覇権をとるのは、どこか?

以前、昔の同僚に会いに上海を訪れたときが衝撃的だったのを覚えている。3日間彼と一緒に過ごしたのだが全く紙幣を出さない。

すべて決済はスマホの中にあるQRコードで決済。店側も、レジを開くことなく、スマホを取り出して決済。

レンタル自転車もスマホをリーダーにして、勝手に開錠して利用する。管理する人はそこにはいないのだ。

こんなにキャッシュレス決済が中国で浸透していることに驚きを覚えた。

そして、日本。こちらはカード内蔵型のICタグを利用した決済などは、やっと利用されてきた印象だが2次元バーコード決済は今年が

やっと本命が生まれてきたようなイメージだ。

 

個人的には、ドコモのiDばかり利用しているが、このキャッシュレス決済の覇権を取るための必要な要素は、4つ挙げられる。

 

 


①利用可能店舗数

②ユーザー数

③決済手数料の条件

④対インバウンドのユーザビリティ


 

 

①利用可能店舗数は、言わずもがな沢山あればあるほど良いに決まっている。

ただしこの店舗数は、ウェブショップよりもリアル店舗の方が間違いなく優先される。理由はウェブショップについては決済手数料などの支払い条件含めて、クレジットの方がいまだに利便性が高いからだ。一方で、リアル店舗では、クレジットカード決済はいちいちカードを渡して、必要な場合はサインまでして・・・と面倒なのでQRコード1発決済の方が有利になる可能性が高い。

 

 

②ユーザー数は、支払う側の数と考える。

人数規模が多いほどインフルエンサーは増え利用者は増すので広告塔としてもユーザー数は必須である。また店舗側も決済導入にあたり新しい知識をスタッフに共有する必要があるため、利用されないものはやりたくないはずである。①を増やすためにも、②が決定的に必要になってくる。

 

 

③決済手数料の条件は、ユーザーから手数料をもらうことはあり得ないので、これまた①を増やすために必要な条件になってくる。

これも低ければ低いほど良いので、ベンダーの資本力が最終的には重要なファクターになってくる。

 

 

④対インバウンドのユーザビリティは、中国やインド、欧米などキャッシュレス決済が既に進歩している企業との連携により特にインバウンドでの支払いを簡素化させることで世界のユーザーを取り込めるという点だ。

日本のインバウンドの渡航者数は安定して伸びてきており、私が中国で味わった、まだ紙幣を使っているのか?という前時代的な体験をインバウンドの人に味合わせるのは日本としても良くない。間違いなく、世界規模のキャッシュレス決済が出来た場合は日本国内での外国人の消費も増すはずである。

 

 


①~④を考えると、楽天ペイ、LINE Pay、PayPayなどいろいろと大手企業が開始している中では、軍配はやや後発であるものの、ソフトバンクの資本力とネットワークが利用でき、海外のキャッシュレス決済企業とも積極的かつスピーディーに連携しやすそうなPayPayが日本の本命になってくる可能性が高い気がする。

 

Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です