5G推進の課題背景から目標、生活はどう変わるかまで

課題背景

2020年には移動通信(携帯端末など)の通信量が2010年と比べて、なんと1,000倍以上になると予想されています。

その背景は、IoT分野の進化に伴う多端末との接続対応が進められているからです。情報で繋がるものが爆発的に多くなってきており、このままの4Gでは間に合わなくなってきています。

 

目標

更なる「大容量化」「超高速通信」「遅延防止」「IoTへの対応」を目指す

 

手段

5G(第5世代移動通信システム、5th Generation)を導入する

 

 

生活はどう変わるか

・大容量の通信データが滞ることなく交換可能なため、4K,8Kなどのコンテンツ配信が容易になる(AR,VRなどの分野でも同様)

・通信遅延が起きにくくなることで、車の自動運転の予測判断がスムーズになる

・精度が求められる作業の遠隔化が進む(例:遠隔手術、遠隔修理など

 

 

 

5Gの進捗状況

通信システムを作るにあたり、国際団体である国際電気通信連合と3GPPというパートナーシップが標準化(周波数や技術要件などのベースの決定)を進めています。

現在のところ進捗通りいっているようです。

 

 

 

問題点

・携帯の場合、新しく5G対応機種を購入しないと利用できない

技術者不足に伴った、5Gに対する対策が各パートで出来ず、初期の混乱が予想される

・インフラ(基地局)整備が完全ではない

→現在では、マクロセル(いわゆる電波塔)よりもスモールセル(電柱や街灯などに取付)が重要視されている

 

 

 

日本の導入は

 

2019年2月時点では、この周波数を使っていいよ!という総務省からの割り当ても現在のところ蹴ってしていない状態。予定としては2019年4月10日に5G周波数の割り当てが決定し、キャリアごとに2019年9月に試験が開始される見込みです。キャリアの試験の結果次第かもしれませんが、実際利用できるのは2020年以降になってきます。

 

それでも、1年足らずで変わるというと、ちょっと楽しみになってきますね。

 

一方で以前紹介した通り、バッテリーの進化だけが通信で追いついていない状態で、こちらの改善も並行して進めていかなければなりません。

 

 

 

アメリカは5Gを飛び越して6G!?

 

トランプ大統領が通信分野のことで話した時に、アメリカは世界から遅れている!6Gをすぐに進めるんだ!と発言しました。それを聞いた技術者たちは、何を言っているんだ?と騒ぎになったことが有名です。6Gも理論上は存在しているようで、5Gのさらに1,000倍の速度でのやり取りが可能であると予想されています。

 

とにかく、まずは5Gを進めなければいけませんね。