バイトテロがもたらすもの
一般人がSNSを発信して炎上するといった事が日常茶飯事になってきている。バイトテロが最たるものだろう。その中で、当の発信者は私刑という名の永劫的にウェブに個人情報が晒されるといった罰を負っている。
ユーチューバーと言われる人の存在は大きく、理由は“簡単に”有名になりたいということや、見て面白そうだと思ってくれる人がいると思ったからという中での“悪ふざけ”が横行している気がする。
私の身の回りにもユーチューバーはいるが、決してそれになることは簡単ではない。100万再生で1再生当たり0.01円~0.1円の広告料と言われている中で彼らは日々、世間の期待を考えながらも、時間をかけてアップしている。
UUUMという会社
昔はネット上の情報は芸能人のゴシップネタから有り難い言葉、中には個人情報までが掲載されていたが、現在では一般人もそれになりやすくなっている。UUUM(ウーム)という会社をご存じだろうか?簡単に説明すると有名ユーチューバーの事務所運営を行っている。東証マザーズに上場している、れっきとした会社だ。
UUUMも誰もかれも採用しているわけではなく、厳しい審査があったうえでユーチューバーは事務所のサポートを受けることが出来る。
1か月前までは普通に暮らしていた人が、時の人になっている。
一般人が芸能人化する理由
今までメディアがTV中心だったことがネットの動画が閲覧のシェアを増してきているのは言うまでもない。そのため、有名になりたいという人は新しい門戸が開いていてきたといっても過言ではないだろう。
ただし、絶対に気を付けなければならないのは、“簡単に”は有名にはなれないという事だ。
・何か他とは違うことを成し遂げた人
・数奇な体験を活かし、今目標に向かって励んでいる人
そういった人でしかその門戸は開かない。
“簡単な”道などない
石の上にも三年ということわざがある通り、すぐに有名になった場合は必ずと言っていいほど反動がある。商品でいうとトレンドだ。そのトレンドが過ぎた時に待ち受けるのは、見向きもされないならまだしも、知られたくない情報の拡散という罰まで受けることになる。
TVやユーチューブの○○さんみたいになりたい!と思ったら、とりあえず自分が為すべきことを継続すべきだ。話はそれからにしよう。