君は、社会人引きこもり化していないか?サードプレイスを持っているか?

君は、社会人引きこもり化していないか?サードプレイスを持っているか?

 

ネット通販やスマホを利用した事の無い人はほとんどいないだろう。

これら発展によって、移動という行動がどんどん無くなっている。

 

まだ、移動が必要な要素を挙げるとしたら、

 

・仕事などの生活上必要な動き

・その場でしかできない体験

・会いたい人と会う事

 

の3つぐらいだろう。

 

しかし、すべてを削いでいくと、生活するには最初に挙げた

 

・仕事などの生活上必要な動き

 

だけで十分だ。体験や人と会うことは例え、体験しなくても、人と会わなくても生活していける環境になってきているからだ。

 

 

 

社会人引きこもり予備軍になっていないか?

 

しかし、生活上必要な動きだけしていると、ネット上の情報だけが世界になるので、引きこもりがちになってしまう。未成年の引きこもりがニュースなどではよくフォーカスされるが、実はこれからは社会人でも引きこもりが多くなってくるのではと考える。

 

ネット社会で慣れてきた人たちが今は20代の就職時期をへて社会に入っていく時代だ。

 

全てネットの情報で事足りると思いきやそうではないだろう。この考えが多数を占めてしまうと、個性が失われ、均一化してしまう。会社で業務をこなし、家に帰って・・・の繰り返しを毎日続けているとそういったことに陥る可能性が高い。

 

 

必要性だけ求めてしまうと、会社と家との往復だけで十分だ。それ以外なくても生活はしていけるだろう。しかし、求められる人になろうと思うと会社と家のほかに第3の場所を作ることが必要だ。

 

 

第3の場所は趣味の場所、勉強の場所、イベント、習い事、運動、何でもよい。

 

これがあるだけで、個性が生まれ、自然と会社でも家でも個性のある人に変化してくる。

 

 

 

第3の場所をつくる

 

この人、色々と外に出て色々な体験や話をしてきたんだな・・・と思える人は、結果的に第3の場所を持っている人だ。

この第3の場所というのは、サードプレイスと呼ばれアメリカの社会学者レイ・オルデンバーグが論じている。この第3の場所は創造的な交流を生む場所と言われており、これだけは必要性はないが意図的に動かないと作ることが出来ない場所となっている。

 

ちなみに、

 

ファーストプレイスは自宅

セカンドプレイスは職場

 

だ。学生時代のサードプレイスはまさしく部活が象徴される。私の学生時代は部活に入っているのが当たり前だったので、もしかしたら強制的にサードプレイスを作られていたのかもしれない。

 

一方で、社会人になるとサードプレイスは誰からも与えられないし、強要もされないことが多い。

行くことも、拒むこともすべてが自由だ。

 

サードプレイスを自分で作るもよし、既存のサードプレイスに入るもよし。

既存のサードプレイスに入るのは、最初は不安だろう。嫌な思いや、予想と違ったら辞めればいいのだ。

 

 

サードプレイスは、あたたかい感情を共有する

 

レイ・オルデンバーグはこうも言っている、サードプレイスとは第2の家であり、しばしあたたかい感情を共有することが出来る。精神的に生まれ変わることが出来る、と。

 

 

家、職場、○○

 

あなたは、○○を既に持っているだろうか?すぐ思いつかなかったら、ぜひ外に飛び出してみるといい。