ニューノーマルで見えてくるもの
武田薬品工業株式会社ではコロナでMRの移動が制限されているにもかかわらず、売上はほとんど変わらなかったという。これは何を意味するかというと、製品が良ければ実はMRは必要ないということだ。この実態を鑑みて、武田薬品では希望退職を募る方向とニュースで知った。
また、医療受診者の数も、2019年と2020年6月を比較すると入院では8.0％の減少、外来では25.2％の減少となり、目を見張るほどの数値で減少した。一方で確認しなければならないのは、死亡者数だ。受信者は減ったが、死亡者は減っていない。1年で考えるのは時期尚早と考えるが、予防医療として受診している人数がどれだけ多かったか否かがわかる。
ニューノーマルによって見えてくるものは多かった。
一方で、雇用関係についても急速に変化した。
ジョブ型労働への急速な移行
既存の雇用形態からジョブ型（ミッション型）に変化したのは、去年までの人数とほぼ倍以上となったそうだ。ワーケーションという言葉が流行ったが、実際はワークとバケーションの「場所」が近くなっただけと考える方が良いだろう。何時から何時まで仕事というこれまでの労働条件のもとでは分からなかった、プロセスと成果というものが如実に見える化した年といってもよいだろう。ジョブ型労働に必要なものは、プロジェクトの目標に対する意識共有と責任所在の確認だろう。
さらに個々人に落として考えてみると、そこには自らの人生をどう生きるべきか？という話に至る。
これまでの人生とこれからの人生を再考する
一定のレールを走っていれば、イメージ通りの生活ができるという考えは、今後も一定数は変わらない事は確かだ。ただし、これからの人生はどうしていくべきか？という疑問を投げかける年であったことは間違いないし、今後は切っても切れない関係となってくることも確かだ。
自分自身が持つ限りあるヒト・モノ・カネ、そして時間をどのようにBETしていくかをこれまで以上に考えていく人が多くなるのは当たり前であり、さらに流動的な社会構造が構築されていくだろう。
ニーチェ、ツァラトゥストラはかく語りき
ニーチェはツァラトゥストラはかく語りの著書第2部「自己超克」の章にて、「力への意志」という記述がある。ニーチェを代表する言葉だ。意味は、人はより良い方向へと自らの精神を向けていくということだ。力への意志の逆として、迎合する人々を指したルサンチマンという言葉がある。ルサンチマンとして生きるか、力への意志を以て、よりよい方向へと自らを向かわせるか否かは何れも己が決めていくこととなる。
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株式会社フルームは、これからも地域の営業支援に携わってまいります
弊社は2020年8月で2期目を無事終えることが出来ました。これも、地域の方々の応援があったからと考えております。地域のまだ見ぬ商品の営業支援、そして今ある商品に対するテコ入れを含め、高いアンテナと情報共有を以て販促活動を続けて行ってまいります。これからも、皆様のご支援の何卒よろしくお願い申し上げます。
2021年1月1日 代表取締役 椙村一弘
