Google MAP タイムラインの使い方からわかる便利さと恐怖
Google mapのアプリを保有している人はかなり多くいると思います。
その設定で、
設定(歯車マーク)>個人的なコンテンツ>ロケーション履歴がオン
にチェックが入っていると、自動的に、タイムライン(その日、いつどこにいたか)が記録されます。
表示方法は、google mapの「左上の三本線マーク」で、タイムラインに触れ、
カレンダーのボタンを押す。任意の日付を見ると行動が表示されます。
移動手段まで出てくるところが秀逸です。徒歩、ランニング、車、電車、飛行機などのアイコンと距離、時間が表示されます。
Google photoとの連携も行っていると、GPS測位でその場で撮影された代表的な写真まで現れます。
これを使えば、日記のような振り返りが可能です。
ただし感想等はコメントできないので、別途まとめる必要があります。
<記録が勝手にされる便利さ>
特に旅行で重宝されます。海外旅行では、今ではWi-Fiを日本からレンタルで借りて、つないでおけば、こういった記録も可能になります。よくあるのがWi-Fiの電池が切れてしまったりすると、きちんと測位されない場合もあるため注意です。この時の旅行、どこいったっけ?と例えば1年前を振り返って、あ~ここで食事したね。なども良くある利用手段ではないでしょうか?
私が大学生のころにこんな機能があれば、ずっと過去の行動などを振り返って、友達とお酒のネタになると思った次第です。
<ビジネスの管理に利用する場合の注意点>
しかも、移動手段と出発時間までが分かってしまうので、会社でgoogleアカウントを利用している場合は、実は当日の動きなども管理者が把握することができるので、雇用される者側にとっては、やや恐怖。雇用する側にとっては、管理の一つで利用できます。
この機能はプライベートの時間でも働いてしまうので、その切り分けがビジネス利用にとっては大変難しいところです。
個人利用の場合は、過去の反省につなげることができます。1週間をタイムラインで振り返って、どれだけ行動出来て成果が出たかも振り返ることができます。それを次の1週間で修正していくということが可能です。成長が可視化されるようで楽しいですね。
<第3者に把握される恐怖>
この用途は、過去を勝手に記録して、振り返ることができるので、もはや自分の行動に関するまとめは不要です。スマホを携帯していれば、ずっと記録されるので非常に扱いやすい一方、アカウントが第3者に知られた時点で、過去の行動が全てわかってしまうので、googleアカウントを平気で知らせるのは、致命傷です。すぐに、アカウントパスワードを変更するか、ロケーション履歴をオフにされることをお勧めします。