攻殻機動隊のセリフから読み取る組織力とあり方

攻殻機動隊のセリフから読み取る組織力とあり方

攻殻機動隊は結構昔のアニメで、科学技術が発展した日本が舞台で、新浜市という架空の地名が舞台となっていますが、九州がメインで語られています。

特に、「笑い男」という電脳犯罪者(簡単に言えば、現在のITネットワークが人間の脳まで浸透した状態の中でハッキングを行う犯罪者)と「個別の十一人」(人間の脳にウィルスを入れ込み、洗脳した状態でテロを行うように仕向ける状態にさせる)エピソードが有名です。

その中で、政府の組織に「公安9課」という、電脳犯罪専門のチームがあり、事件を解決へと導きます。

その公安9課は、個性的な集団ばかりですが、チームとしては最強の動きをなします。

公安9課の中のセリフから組織力として活かせるものなどをご紹介します。

 


我々の間には、チームプレーなどという都合のよい言い訳は存在せん。有るとすればスタンドプレーから生じる、チームワークだけだ。

荒巻大輔(課長)という、課のTOPの発言です。これは、個々人の能力が勝手に動くことで発揮され、それがたまたまチームワークとなっているだけという意味で、お互いを尊重しつつ、個々自発的に行動を起こすということを伝えているようです。大体、チームワークというのは、あいまいな言葉で使い方を誤ると、責任転嫁であったり、仕事の押し付け合いを良いように捉え表現してしまうとこのようになってしまいます。ただ、公安9課のように、お互いの能力が尖りすぎている状態でないとこういった組織は中々目指せないのではないかな・・・?と思ったりします。


いつ、いかなる時でも、私を信じて疑わない部下への信頼。それこそ私が今まで築き上げてきた財産の全てです。

これも、荒巻大輔の言葉です。これだけはっきり言える人がどれだけいるのだろうか・・・。


規範の中にいるときはそれを窮屈と感じるけど、規範なき行為はまた行為として成立しない。

主人公の草薙素子の言葉です。ちょっとだけ難しいですが、規範(会社のルール)の中にいるときは、窮屈感はあるが、規範なき行為(会社のルールを逸脱した行動)は、そもそも行為として認められないし、意味をなさないということです。


頭は立場が上の時に下げてこそはじめて効果がある。

これも課長の 荒巻大輔の言葉ですが、たいていの会社内外の場合、頭を下げるのは部下ですよね。それを逆に上がしてこそ、意味がある、効果があると言っています。いつも、頭下げていたらやり過ぎですが、ここぞという時に、行うことはかなりインパクトがあると思います。この言葉のまとめ方も素晴らしい・・・。


 

最後に・・・ちょっと組織とは違い、人生に関する一言。

人はおおむね自分で思うほどには、幸福でも不幸でもない。肝心なのは、望んだり生きたりすることに飽きないことだそうだ 。

課長の荒巻の言葉です。希望や生きがいを持つことが、肝心で人生の原動力となる、そして飽きることがむしろ不幸につながると言っているようです。

 

・・・・大人が評価するアニメとしても名高い攻殻機動隊ですが、様々な部分で実際にある書物の一節がキーワードとして現れたり、信仰に関してや、ITの進化に関しての先を映像化しています。いつも気になっていたのが、なぜか車だけは全く自動化していない、普通車でした。そのあたりも、自動車の自動化は出来ないとでも予言しているようにも見えます。ぜひ、ご覧になられていない方は一度。面白いと思いますよ。