オーストラリア:メルボルン現代建築と街並み

オーストラリア:メルボルン建築と風景

オーストラリアは初めて大学3年生の時に訪問した海外の国。ここから海外って全然違うから面白いと思い、毎年1回は海外に出ようと思ったきっかけになった。

オーストラリアのシドニー空港に到着した時に、英語は適当に話せると思って言ったがカートを戻す場所すら聞けずにおどおどしていたことが思い出される。

フェデレーションスクエア:ラブ・アーキテクチュア・スタジオ+ベイツ・スマート

国際コンペの優勝作である。
機能は、

カフェ
会議室
コンベンションセンター
インフォメーションセンター(特にこのインフォメーションセンターは建築デザインがかっこいい!)
コンビニ

などがある。

建築自体もさながら、外部と内部の空間が半々ほどでかなりのイベントがここで行われている。空間がこれだけ利用されているのも設計者冥利に尽きるだろう。

メルボルンの中心市街地を彩るには十分なデザイン。これが今から10年以上前に建てられていたと思うと面白い。
デザインは無数のパターンの三角形を並べていったファサードが基盤となり、ガラス張りの鉄骨むき出しの空間など富んでいる。フリンダース・ストリート駅を降りるとすぐ見えるので、分かりやすい。また横を流れるヤラ川との関係性は、隔たれているもののヤラ川の河岸にはベンチや椅子が設けられて、憩いの空間が創出されている。

 

日本との違いと言えば、これが利用されているかいないかという点が挙げられる。欧米諸国は太陽の光を求めて外で活動するのが好まれるので、結構暑くても寒くても、良く外のベンチだったりを利用するが、日本ではあまり利用されない。カフェで外から埋まる欧米と中から埋まる日本との違いと言ったらよいだろうか。

エウレカタワーという展望台が近くにあり、ここからはメルボルンが一望できる。敷地が広大にあるオーストラリアだからこそだが、一つ一つの建物のスペースに余裕があり、爽快な気分にさせてくれる。

こう見ると高い建物はあまりなく、本当にフリンダース・ストリート駅中心部にしか高い建物は存在しない。ヤラ川沿いには魚介類含めた美味しいレストランがかなり並んでいるのでぜひ訪問ください。

メルボルンにはカジノもありますが、ラスベガスと違ってあまり低価格からでもなく、しっかり負けますのでやらないほうが良いでしょう。

また、おススメの美術館はビクトリア国立美術館です。私が行ったときはピカソ展が行われていましたが、重厚な内装の中で、展示品も含めて結構よいものが並んでいる印象でした。オスロの美術館もこのぐらいあったらなぁと思うのですが。

 

メルボルンには日本航空が毎日直行便を出していますが、ビジネス関連が少ない為に、いつ無くなるかもわからないです。シドニー含めていくのがオススメなので、シドニーを拠点にオーストラリアを回られるのがオススメです。