医療費控除、ふるさと納税控除など色々な場面で確定申告をする方が多くなってきました。今回はマイナンバーカードを持っている人だけが利用できるe-TAXでの確定申告の方法を解説していきます。
マイナンバーカードを利用するメリット
確定申告の書類を送付する必要が無く、PCで送信するだけ!
今回初めてでしたが、封筒に入れて郵送する必要もないので簡単です。記入事項の多さは人それぞれですが
こちらを利用すれば30分程度から1時間で終わります。
準備するもの
1)マイナンバーカード
2)カードリーダー(市販のものでマイナンバーカード対応のもの)
3)署名用電子証明書
4)利用者証明用電子証明書パスワード
5)券面事項入力補助情報
6)源泉徴収票等入力に必要な書類一式
3)~5)はマイナンバーカードを発行した時に必ず設定しているものになります。下記のようなメモを申し込みの時に記入するはずです。
早速やっていきましょう
①★Internet Explorerで!★ 確定申告書等作成コーナーに入る
②事前準備セットアップファイルをダウンロード
インストールはすべて「はい」で進んで行って問題ないです。インストールが完了すると再度画面に戻ります。
③カードリーダーとマイナンバーカードをPCに付ける
ここで4)利用者証明用電子証明書パスワードを求められるので入力。
※3回入力を間違えると自治体に行って再設定しなければなりません!
④利用者情報の入力
⑤確定申告
ここで、6)源泉徴収票等入力に必要な書類一式を手元に準備し、入力を開始していきます。
分からない場合は「?」のアイコンをクリックすると各項目の説明が出てきます。
入力後の画面。還付金額が表示されます。
マイナンバーを入力し、次へ。
⑥確定申告情報の送信
再度、カードリーダーとマイナンバーカードをセットし、入力を行います。
※3回入力を間違えると自治体に行って再設定しなければなりません!
⑦完了
やってみた感想
Internet ExplorerでないとNGなのはやや面倒です。既にウィンドウズはEdge優先で開く環境であるのに・・・。ただし、書類発送が必要ないのはひと手間無くなる印象です。
まぁ、確定申告は書類の準備が一番大変なので何とも言えませんが。
時間的なことを考えると、
時間がかかる 窓口>e-TAX(郵送)>e-TAX(マイナンバー利用) であるのは間違いないです。
窓口ですと何時間も待たされますし、不備があれば、最悪家まで戻ってやり直し・・・それだけは避けたいですね。カードリーダーは2,000円~3,000円程度で販売しているので今後、この方法がマジョリティになってくれば税務署も申告者もお互い楽な手続きが出来上がると思います。